台湾旅日記 6日目 九份はなるほど絶景だった

台湾旅日記 6日目 九份はなるほど絶景だった

台湾では、朝6時半になると朝の太陽が寝ているおれの顔に射し込み、それに照らされて自然に目が覚める。そうして起きることに不愉快さはないが、6時半に起きてもすることがないので、大抵は窓に背を向けてそのままもうひと寝入りすることになる。今朝も同じような朝を過ごし改めて起きたのは8時すぎだった。

今日は九份に行こうと決めていたので、ゲストハウスの共有スペースに設えられたガイドブックの九份の項を読み漁る。情報を総合すると、最寄りの瑞芳駅まではいつも使っている地下鉄ではなく「台鐵」という路線を使うということ、瑞芳駅から九份まではバスも出ているがタクシー料金が180元と決められているので、それを使う方が手軽である、ということなどがわかった。

こんな調子でブログ書いてたら、いつまでたっても終わらないから、このあとはいつもみたいにラフに書くわ。

九份の見頃は夕方からということなので、あまり早く出てもしょうがない。トーストの朝食をすませた後は洗濯することした。高温多湿の台湾では洗濯物がなかなか乾かないことは先日の洗濯でわかっていたので、今日は奮発して乾燥機を使用。使用料は洗濯機が80元、乾燥機が60元で合計140元。部屋干しくさいパンツを履くよりはいいだろう。経験者は語る。

洗濯したり、あれしたりこれしたりしているうちに時刻は11時半頃に。ぼちぼち出発することにしよう。

これはQスクウェアとかいうデパート。宿から近いので、目印に使ってたんだけど、駅に直結しているということを今日知った。

台北駅周辺で昼飯を食べてから電車に乗ろうと思っていたんだけど、台鐵の乗り方が思いの外ややこしく、中国語の案内表示をじっくり見ていたら、あと3分で目当ての電車が出るようだった。次の電車まで随分間が飽きそうな雰囲気だったので、もういいや、と電車に飛び乗ってしまった。

大まかな方向は間違っていないようだが、これが本当に瑞芳駅に行くのか心配になってきた。車内の電光掲示に目を光らせていると、やはり電車は目的の駅手前で分岐して、どこか別の駅に向かうようだ。

幸い分岐前にそのことに気が付いたので、手前の駅で降りる。同じように電車を乗り違えていた日本人のご夫婦が駅の案内板みて、ああでもないこうでもないと話をしていた。

思わず声をかけてみたが「いやーお互い間違えちゃいましたね。あはは」以上の会話は続かなかった。まぁそれでもお互いの持っている知識と情報を総合すると、このプラットフォームで次の電車を待てばいいんじゃないだろうか、ということで話がまとまる。

結局30分近く待ってやってきた電車に乗る。そこからは15分ほどで目当ての瑞芳駅に到着。

駅についたらまずは腹ごしら。近くの市場でビーフンを食べる。

台湾の屋台には大抵置いてある甘辛くて赤い調味料(あれなんて言うんだろう?)をかけて食べたらすげーうまかった。

ビーフン食べて胃が活性化をしたのかますます腹が減ってきたので、こっちの麺も食べる。相変わらず料理名よくわからず。

地図をもらおうと観光案内所によったら、さっきとは別の日本人夫婦がスタッフのお姉さんに何かを質問している。しかしまったく要領を得ていない。

ようするに九份にどう行くのかというようなことを聞いていたようなので、一緒にタクシーに乗りませんかと声をかけた。タクシーが乗り合いになるのは俺としてもありがたい。

タクシーは15分ほどで九份に到着。しかし到着とほぼ時を同じくして大雨が降ってきた。夫婦と簡単に別れの言葉を交わし、折りたたみ傘を開いて九份の土産物屋街に突入。

が、もともとの人の多さに加えみんなが傘を開いているもんだから、思うように身動きがとれない。散策をあきらめてビールでも飲んで晴れを待とうと適当な店に飛び込むと、あのタクシーをご一緒した夫婦がそこにいらした。「いいですか」と声をかけて相席させてもらう。

たまたまだったけど店からの眺めも素晴らしかった。いやここからの眺めを楽しめただけでも九份に来た甲斐があった。

夫婦に「台湾もいいけど、富士山に登りなさい是非に」と勧められたので、わかりました登ります。今年登ります、と約束してしまった。というわけで今年は富士山に登ろうと思います。

店で再びご夫婦と別れ九份探索を再開。

が、ふたたび雨あしが強まってきた。もういいや。さっきの店に戻ってビールでも飲んでよう。特に急いでるワケでもないしそのうち晴れるだろう。

塗れた靴下を脱いでシュウマイをつまみにしてビールを飲みつつiPadで読書。たまたまWiFiがつながったので、続巻も買って文庫2冊を読み切る。何を読んだかは恥ずかしいから秘密。まぁ旅先で読む定番中の定番です。

すごい濃霧に襲われたと思ったら…

その直後、一気に空気が澄み渡った!この数分の流れは感動的だったなぁ。

17時過ぎになってようやく雨も上がってきた。

散策再開ー。

こんなとこまでトラックが入ってくるんだ…。

むしろ非合法民宿が気になる…。あるのか?

日が落ちてきた。

提灯に灯りが点りだす。

これぞ!って風景が広がってきたなぁ。

嘘か誠かわかんないけど、千と千尋の神隠しのモデルになったってのもうなづける光景である。

ま、こんな感じで九份散策を存分に楽しみました。味を占めて、日本人カップルに声をかけて帰りのタクシーも乗り合いしてもらっちゃった。

瑞芳駅の屋台で小籠包食べて軽く腹ごしらえをし、

そこから各駅停車の電車に乗って台北駅に戻りました。1時間立ちっぱなしはちょっと疲れた。

台北では、屋台でまたしてもビーフンを食べましたとさ。例の辛いのかけて食べるのにハマってしまった…。